想像してください。
あなたが今住んでいる家は手抜き工事で作った基礎の上に立っています。
だから家はいつ崩れてもおかしくない状態です。
「幸福の資本論」を日常レベルで使う
誰もそんな家には住みたくないですよね。
橘玲さんの著書「幸福の資本論」では、幸福になりたいなら、まずは土台を作らなくてはならないと書かれています。
目指す幸福の形は個人によって違うでしょうが土台がなければ幸福になることはできません。また、仮に幸福を手に入れたとしても、少しのダメージで崩れてしまいます。
本書の中では「家」で例えていました。
どんな家に住みたいかは人によって違う。豪邸かもしれないし、小さな平屋かもしれない。あるいはマンションやホテル暮らしを望む人もいるかもしれません。
家の形状がどうであれ、しっかりとした「土台」の上に建てなくては、その家はすぐに崩れてしまうでしょう。
人生も同じ。まずは土台作りから。
そしてその土台は三つの資本(資産)で構成されています。
それが
- 金融資産
- 人的資本
- 社会資本
この記事では、上記三つの資本(資産)を高めるのに向いてきる書籍を紹介します。
読めばあなたの「幸福を支える土台」はさらに頑強になります。
自分の能力に不安があるなら「最高の体調」
幸福の資本論を読むと、人的資本は「お金に変えられる能力」あるいは「好きなことをお金に変える能力」と捉えることができます。
で、それを高めていこう、という話なのですが。
どうすればいいのか。
私としては、無難に健康を意識することだと判断しました。
好きなことをするにしても、他の能力で稼ぐにしても、健康じゃないと。
とはいえ、健康状態は人によって様々ですし、巷には健康法があふれています。
その全てを精査、紹介していたらキリがないので、今回はこの一冊に絞りました。
鈴木裕氏の著書「最高の体調」です。
鈴木氏は現代人の体調不良の多くは「不安と炎症」によると解説しています。
そして、不安や炎症を鎮め、疲労・肥満・不眠から本来の自分を取り戻す、具体的かつ実践的なハウツーを紹介しています。
資産を求める方には「お金の大学」
なんて、言われなくても誰でもわかってること。なのにお金がたまらない。給料も上がらない。
だからいつもお金の不安が拭えない。
お金の不安が拭えない理由はにとそれぞれですが、それでも何か原因があるはずです。
「お金の大学」ではお金にまつわる5つの力を解説しています。
本書を読むと自分の経済状況の弱点が見つかり、その克服方法まで学ぶことができる。
つまり、お金持ちに近づけるということ。
お金持ちになる「5つの力」がどんなものか。
気になる方は目次だけでも試し読みしてみてください!
人付き合いに悩んでいるなら「進化心理学から考えるホモサピエンス」
幸福の資本論において、社会資本とは人との繋がりによって得られる、愛や絆のことです。
愛や絆が大事。それは誰でもわかっていること。わかっていても難しい問題でもあります。
問題が難しい時は、一度整理してみるのはどうでしょうか。
幸福の資本論では人間関係を3つの空間に分けています。
- 愛情空間…家族や恋人
- 友情空間…友人や仲間
- 貨幣空間…経済活動を通じて関わる人。店員や配達員、医者など。
貨幣空間の悩みはお金で解決できるので、金融資産を高めていけば問題ありません。
誰もが悩んでいる人間関係は愛情と友情だと思います。
家族や恋人、友人と過ごす中で生まれる対立や葛藤。
進化心理学を理解すれば、身近な人とのトラブルを解決したり、未然に防いだりできるかもしれません。
私も進化心理学を学ぶことで、人付き合いが上手くなり、余計な対立やストレスが減りました。
サトシ・カナザワ氏の「進化心理学から考えるホモサピエンス」は特にお勧め。
進化心理学ならどんな問題に応えることができるのか。
目次を読めば全体像が把握できます。気になる方は是非、読んでみてください!
最も効率のいい読書法のススメ
- 積読が減らない
- 昔より本が読めなくなった
- 読んでも記憶に残らない。楽しくない
私が以前感じていた悩みです。きっと私だけではなく、あなたも感じたことがあるのではないでしょうか?
こんな悩みを一撃で解決する方法が一つだけあります。
読みたいと思ったら今すぐ読み始めること!
読みたいと思った時にする読書が一番面白くて、一番記憶に残ります。
私の経験上、これに勝る読書法は存在しません。
当記事で紹介した書籍の中であなたの気に入った本があれば、今すぐ読み始めてください。
いつも以上に読書を没頭できるはずです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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