
「支払いが終わった瞬間からお金の不安が押し寄せる」そんな経験はありませんか?
給料が入ってもすぐに減ってしまい、その不安が翌日に残る――
そんな「お金の恐怖」を抱えた人は多いでしょう。
本書は、そんな気持ちをただの対処法ではなく、「お金とは何か」の根本から解き明かしてくれます。
ただ使い方を学ぶのではなく、自分の人生の軸を取り戻すきっかけになるはずです。
下の目次から好きなところだけ読んでもOK!



漫画もあります!
日常の中で気づく、お金に価値はないという真実



お年玉が特別に感じたあの感覚は「金銭的な価値」があるから?
- 実は、お金そのものに価値があるわけではなく、
- 「信頼」という人とのつながりが背景にあります。
本書は物語を通じてそのことをしっかり伝えてくれます。
「ただの紙幣」から「未来への共感」へ。
そんな視点の転換を体験できます。
お金が大切なのは誰でも知っていること。
でもお金の本当の役目を知っている人は案外少ないのです。
小説仕立てでわかる、お金の正体



レシートを見て「食材を買うだけで、なんでこんなに金がかかるんだろう… …」と思ったことはありませんか?
- 本書は、難しい経済理論を使わずに、会話形式でお金の正体をやさしく解説してくれます。
- 裏にある「人との絆」や「社会のしくみ」が物語を通じて腑に落ちる瞬間があります。
お金は主に紙や金属でできています。
お金を物質として捉えればその通り。
では、お金を概念として捉えた場合、何が材料になっているかわかりますか?



概念としての「お金」が何でできているかなんて、考えたこともなかったです。
答えは信頼。
- 働けば給料をもらえる
- お金をお店に持っていけば、物と交換できる。
- 口座に預けたお金が、勝手に使われることはない。
こうした数々の常識は相互の信頼があって成立する物です。
では、私たちが信じている相手とは誰か?
お勧め関連書籍の紹介!『池上彰のやさしい経済学』(池上彰氏)



ニュースや政策が、「自分の日常」とつながって見えるようになります。
贈ることでつながる、贈与と未来



プレゼントって、送った自分も幸せになりますよね
何を送るか選んでいる時間も楽しいですし、受け取った相手の笑顔を見ると、自然と自分も笑っている。
なぜでしょうか?
ものを送るということは、お金や時間を費やすことでもあります。
収入が上がらず家計が苦しい。時間が足りず毎日忙しなく生きている。
そんな現代人がなぜ、お金と時間を費やす「贈与という行為」に幸せを感じるのか。
簡単に言えば、人は一人では生きていけないから。そして贈与は繋がりの証明であり、繋がりを保ち強固にするからです。



あなたが受け取ったお金も贈与であり、繋がりです。
働いて得た給料。
そのお金の向こうには、あなたの仕事によって助けられた人たちがいます。
- 誰かに何かを送ると、自分の心も満たされる。
- 本書は、お金を「交換」ではなく「未来へ贈与する手段」として描きます。
- 「お金は誰かとのつながり」と捉える発想は、温かく希少です。
関連書籍:『思いがけず利他』(中島岳志氏)



この本を読むと、人のために動くことで自分が変わる感覚が得られます。
あなたの働き方が変わる、働くって誰かのため



もちろん自分のため!
それが正解。
でもそれだけじゃ何か足りない気がするのも事実。
では、自分のためだけではないなら、なんのために働くのか。
他者のため以外にありませんよね。
- あなたが働けば、同僚やお客さん、取引先を助けることになる。
- 得た給料で家族を養い、大切なひとに贈り物ができる。
- 買い物やサービスにお金を使えば、受け取った人の生活が潤う。
- そして自分が受け取る側になる。
こうやって世の中は回っているのですね。
身近な家族から顔も名前も知らないような他人まで、多くの人がつながっている。
助け合っている。
その間にあるのがお金なんです。
- 「この仕事、誰のためにしてるんだろう?」と思う瞬間はありますよね。
- 本書は、働くことを単なる収入源ではなく「誰かの支えになる行為」として描きます。
- その視点が湧くと、仕事の意味が心に灯るでしょう。
まとめ
お金を「使うための手段」だけで終わらせない。
それは「誰かのためになるもの」であり、それを知ると人生が静かに変わります。
本書は、その一歩を踏み出す最高の伴走者になってくれます。ぜひ手に取ってみてください。
すでに読み終えた人はコチラ!
『池上彰のやさしい経済学』(池上彰氏)



お金の正体を知った次は、さらに経済に強くなるのがオススメです!
『思いがけず利他』(中島岳志氏)



どうせなら、誰かを助けられるくらい、余裕のある人生がいいですよね
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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