サピエンス全史のおすすめではなく
ブログタイトルの通り、この記事ではサピエンス全史の「次に読む本」を紹介します
サピエンス全史。相変わらず売れてますね。
日本での刊行は2016年で、今年でちょうど10年です。(この記事の執筆は2025年です)
コレだけのロングセラーだと読んだ人は多いはず。だからこそ、他の人とは差がつかない。
サピエンス全史を読んで、そこで終わりだと勿体無い!
サピエンス全史を読んだ上で「繋げて読むと面白い」本がこちら
「神々の沈黙」
「私とは何か」
「サピエンス全史」と「神々の沈黙」の共通点
サピエンス全史を読んだ方なら「認知革命」のことはご存知のはず。
忘れてしまった人のために簡単に説明しますと、認知革命は私たちホモサピエンスが存在しないものを信じ、共同主観的な現実を生み出したという話でした。
著者であるハラリ氏の歴史観において、とても重要なテーマですね。
それを知った上で「神々の沈黙」を読むと、とあることに気づきます。
認知革命が起きた年代と「二分心が崩壊し、右脳に囁きかける神々が沈黙」した年代がかなり近さなっているのです。
当記事では書籍の具体的な内容は説明しません。
- 読書欲の高い人
- 「サピエンス全史」の読後感が忘れられない人
- 「認知革命」という考えを、さらに一歩踏み込んで学びたい人はぜひ
ジュリアンコインズ氏の「神々の沈黙」を読んでみてください。
こちらから試し読みができます。知識欲が湧いた今のうちに、どうぞ!
「サピエンス全史」と真逆な「私とは何か」
サピエンス全史は、特定の国や民族、時代の垣根を超えて、ホモサピエンスという種族全体の始まりから現在までを描いた歴史書です。
それとは真逆の本が平野啓一郎氏の著書「私とは何か」。
ホモサピエンスは種族を表す言葉で、私たち人間の最大単位になります。
では、最小単位はなんでしょうか?
多くの人は個人と答えるでしょう。
平野氏はそんな考えに異を唱えます。
本当の自分は「一つじゃない」
サピエンス全史の著者であるハラリ氏も「個人主義は自然なものではなく、近現代に特有の考え方」と解説していました。
平野氏は個人主義を切り崩し、全く新しい「文人主義」を提唱しています。
自分は自分。その時の気分や行動は違うかもしれないけれど、自分が自分であることに違いはない。
そんな感覚から離れ、文人主義という視点から世の中を眺めると、今までストレスを感じていたものが腑に落ちるかもしれません。
読書が一番捗り、知識が身につくタイミング
読みたいと思った時に読むのが一番ですよ!
積読。溜まってませんか? その本を買った時は読みたいと思っていたはずなのに、なぜか読む気になれない。
もったいないですよね。
だからこそ、気になった本はすぐに読み始めましょう!
近くに書店がないなら試し読みだけでもしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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