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「生きるということ」要約。所有欲から離れて生きるには

アッパー

こんにちは! 当ブログ管理人のアッパーです!

この記事ではエーリッヒフロムの著作「生きるということ」を紹介します。

  • まだ読んでいない人向けに分かりやすく要約し
  • すでに読んだ人向けに関連書籍も紹介します

下の目次から気になるところだけ読んでもOK!

目次

何を持つかよりも、大事なことは?

誰もが羨むものをたくさん手に入れる。それくらい成功した人生は、間違いなく幸せだ。

アッパー

広くてオシャレな家に、こだわりの品がたくさん。想像するだけで楽しいですよね。

そんな私が手に取ったのが、エーリッヒ・フロムの『生きるということ』でした。

この本は、「持つ」人生ではなく「ある」人生を提案する哲学的エッセイです。

読後、思わず身の回りを見つめ直したくなりました。

この中に、あなたが気になるものはありますか?

  • 会話中はスマホを置く
  • 1日1回、深呼吸する
  • 目の前の人に集中する
  • ありがとうを伝える
  • 自分の感情を書き出す
  • 一人の時間を確保する
  • 他人と比較しない
  • SNSを30分断つ
  • 新しいことに挑戦する
  • 今日の満足を見つける
アッパー

このリストに気になる行動があれば、本書はあなたに向いていると思います!

生きるということ 要約

本書は、「所有すること(To Have)」と「存在すること(To Be)」という2つの生き方を対比させながら、現代人がいかに所有することへ偏りすぎているかを鋭く問いかけてきます。

特に印象的だったのは、私たちが「何を持っているか」で自分を評価しがちなことに気づかされる点でした。

読み進めるうちに、心の重荷がふっと軽くなるような感覚に包まれ、「もっと身軽に生きてもいいんだ」と思えるようになりました。

要約すると、本書は自分の「存在」を再確認させてくれる自己発見の一冊です。

フロの考える 「手に入れる」生き方から離れていくメリット。

アッパー

みんな成果や評価を「手にれる」ことに一生懸命

しかし、本書を読み進める中で、「存在」

「今、この瞬間に自分がどう感じているか」や、「人とどんな関係性を築いているか」に目を向けること。

所有の数ではなく、存在の質が生きる本質だというフロムの言葉が、日常のふとした時間に思い出されるようになり、行動や人との接し方も変化しました。

少しでも多くの作品をみようと倍速でドラマを視聴する。

観たという経験は確かに多く手に入るけれど、生活の質は下がってそうですよね。


現代のTo Have Or To Be とは

原題『To Have Or To Be』は、「持つ」か「ある」かという問い。

とてもシンプルですが、深く自分に刺さります。

日本語訳ではそのニュアンスが繊細に伝わっており、単なる翻訳ではない「問いかけ」が感じられました。

本書を通じて、生き方の軸を「持つ」から「ある」に変えてみようと心が動いたのです。

終わらない消費から離れて、自分の人生の質を高めてくれる贅沢をしようと思いました。

果てしない消費に違和感がある人にオススメ!


資本主義への批評

フロムは本書の中で、現代資本主義が人間の本質を「所有」に縛りつけてしまっていると批評しています。

確かに、SNSで見せびらかすようにモノを買い、競争に晒される日常の中で、私たちは本当の「自由」を失っているのかもしれません。

この指摘を読んだとき、自分がなぜ疲弊していたのか、答えが見えた気がしました。

本書はただの思想書ではなく、具体的な行動を促す実用書として読むこともできます。


実践

では、実際に「ある」生き方とはどう実践すればいいのか?

フロムは、愛・創造・対話といった行為こそが、「ある」ことの証だと説いています。

私はまず、スマホを見ながら話すのをやめ、「今、目の前にいる人」とちゃんと向き合うようにしました。

小さなことですが、充実した手応えがあります。

本書を読んで終わりにせず、生活に取り入れてこそ意味がある。

そう実感した、実践的な読書体験になりました。

まとめ

『生きるということ』は、物に囲まれながらもどこか満たされない私たちに、「本当に大切なものは何か?」と優しく問いかけてくれます。

読むことで、競争から一歩引いて、自分の内面と対話する時間が生まれました。

もし今、果てしない成長や競争、消費サイクルに違和感を持っているなら、ぜひ手に取ってみてください。

すでに「生きるということ」を読み終えた人へ、関連書籍の紹介!



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