
こんにちは! 当ブログの管理人のアッパーです!
この記事ではエーリッヒフロムの著作「愛するといこと」を紹介します。
- まだ「愛するということ」を読んでいない人のために、数分で読める要約と
- すでに読み終えた人のために、オススメの関連書籍も紹介します
下の目次から気になるところだけ読んでも大丈夫です!
そもそも、どんな本なのか?
――フロム『愛するということ』を読んで
「愛されたい」ばかりで、「愛すること」を真剣に考えたことはありますか?
- 家族
- 友人
- 恋人
- 仕事や趣味の仲間
誰であれ、身近な人とは良好な関係を保ちたいはず。



でも相手の言動に傷つくこともありますよね
そんな時私たちは、「愛されていない」と感じることがあります。
エーリッヒ・フロムの『愛するということ』は、そんな私たちの盲点を突く一冊です。
この本は、愛を特別な感情や偶然の出来事ではなく、「学び、鍛えるべき技術」だと捉えます。
愛は「受け取るもの」ではなく「行うもの」
愛というと、多くの人が「誰に愛されるか」を気にします。
自分は魅力的か、好かれているか、という視点ばかりが強調される現代。
ですが、フロムは「愛されること」ではなく「愛する能力」を高めよと強く訴えます。
私自身、人間関係のトラブルは「相手が冷めたから」と考えていた時期がありました。
でもこの本を読んで、実は「愛する」という姿勢を自分が育てていなかったのだと気づかされました。
愛には集中力と責任が求められる
フロムは真の愛には、
- 集中
- 責任
- 思いやり
- 理解
という4つの柱が必要だと説いています。
これは、趣味や仕事と同じように努力と練習を必要とする技術そのもの。
例えば、私は家族との時間で「なんとなく一緒にいるだけ」だったのを、意識的に相手の言葉を聴く姿勢に変えました。
すると、表情や気持ちに敏感になり、関係が深まったと実感しています。
意見が食い違うことがあっても、相手の立場で考え、コミュニケーションがうまく進むようになりました。
「恋に落ちる」のは技術ではない
「恋に落ちる」のは感情の爆発であり、技術ではありません。
けれど、それを持続させるためには「愛する技術」が不可欠です。
一時の高揚感だけに頼る恋愛は、やがて終わります。
フロムは、「人を本当に知り、支え続ける力こそ愛の核心」だと述べます。
私も、表面的なやり取りではなく、相手の苦しさに寄り添えた瞬間こそ、最も愛を感じた経験があります。



逆に、他者から献身的に接してもらえると嬉しいですよね
成熟した愛とは、相手を自由にすること
依存や所有は、愛ではありません。
フロムは「愛とは、相手が自由であることを認める力」だと語ります。



身近な人が羽を伸ばせるように配慮すること
これは非常に深く、難しいテーマでもあります。
相手を手放すことで愛が終わるのではなく、信頼することで絆はより強くなる——その逆説的な真理に、私は大きな衝撃を受けました。
「愛すること」は、学び続ける姿勢そのもの
愛は一度身につければ終わり、というものではありません。
毎日の中で、何度も反省し、学び直し、育てていくものです。
フロムの言う「愛すること」は、生き方そのものを問い直すことでもあります。



私自身、愛を「与える行為」として意識し始めてから、身近な人たちとの関係が穏やかになりました。
まとめ&実践アイディア
フロムの『愛するということ』は、「愛は感情ではなく技術である」という一文にすべてが凝縮されています。
恋愛、友情、親子関係──どの人間関係にも通じる普遍的な教え。
この本は、読み終えてからが本当のスタート。
あなたが「愛する人」になるための練習を、今日から始めてみませんか?
誰でもすぐに始められるアクションリスト
- 相手の立場で考える
- スマホを置いて会話する
- ポジティブな感情はすぐに伝える
- だけど、ネガティブな感情は時間をとって考える
- 話が合わない時は、相手の判断基準を考える



私はすでに実践しています!
オススメ本! すでに「愛するということ」を読み終えた人たちへ




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